国際結婚の手続きの流れ|婚姻届・婚姻要件具備証明書・配偶者ビザまで【2026年】

国際結婚の手続きの流れ|婚姻届・婚姻要件具備証明書・配偶者ビザまで【2026年】 結婚準備

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外国人のパートナーと結婚を決めたものの、「何から始めればいいのか」「どの書類をどこで集めるのか」「結婚した後にビザはどうなるのか」と、手続きの複雑さに戸惑っている方は多いと思います。日本人同士の結婚なら婚姻届を1枚出せば終わりですが、国際結婚は日本側と相手の国側の2つの国のルールが関わるため、順番を間違えると二度手間になったり、せっかく集めた書類が使えなくなったりすることがあります。

この記事では、日本で外国人パートナーと国際結婚するときの手続きを、①婚姻の届出(日本方式か外国方式か)→②婚姻要件具備証明書などの必要書類の準備→③婚姻後の戸籍と氏の扱い→④配偶者ビザ(在留資格「日本人の配偶者等」)の申請→⑤結婚式・お披露目の準備という流れで、順番に整理して解説します。法律や制度にかかわる部分は、法務省・出入国在留管理庁の公式情報(2026年10月20日確認)をもとにしています。読み終えるころには「次に自分が動くべきこと」がはっきり見えるはずです。

※本記事は一般的な手続きの流れを説明するものです。必要書類や細かな取り扱いは国籍・市区町村・個々の事情によって異なります。最終的な判断は必ず市区町村の戸籍窓口・出入国在留管理庁、または行政書士などの専門家に確認してください。個別の法的判断は本記事では行いません。

国際結婚の手続きのイメージイラスト
ハルカ
ハルカ

国際結婚の手続きは、相手の国によって必要な書類が変わります。早めに役所や大使館で確認するのが近道です。

国際結婚で「やること」の全体像とスケジュール

国際結婚は、大きく分けると「婚姻を成立させる手続き」と「外国人パートナーが日本で暮らすための在留資格(ビザ)の手続き」の2段階に分かれます。さらに、親族へのお披露目や結婚式を希望する場合は、その準備も並行して進めることになります。全体像を先に押さえておきましょう。

  • ステップ1:婚姻を成立させる──「日本で先に結婚」か「相手の国で先に結婚」かを決め、必要書類をそろえて届け出ます。
  • ステップ2:戸籍・氏を確認する──日本人側に新しい戸籍が作られます。名字(氏)を相手に合わせたい場合は期限があります。
  • ステップ3:配偶者ビザを申請する──外国人パートナーが日本で暮らすなら、在留資格「日本人の配偶者等」を申請します。
  • ステップ4:結婚式・お披露目を準備する──挙式や披露宴、二人の歩みを両家に伝えるムービーなど。人気の日程は早く埋まるため、手続きと並行して情報収集を始めるのがコツです。

特に見落としがちなのが、ステップ4を後回しにしてしまうことです。婚姻届やビザの準備は書類仕事が中心で数か月単位の時間がかかることもありますが、その間に式場やフェアの人気日程はどんどん埋まっていきます。「手続きが全部終わってから式場を探そう」と考えていると、希望のシーズンや会場が取れないことも少なくありません。式場探しは申し込みにお金がかかるわけではないので、手続きの早い段階からブライダルフェアで複数の会場を比べて相場感をつかんでおくと、あとの計画が立てやすくなります。

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婚姻の成立には「日本方式」と「外国方式」の2つがある

国際結婚の手続きで最初に決めるのが、どちらの国で先に婚姻を成立させるかです。日本の市区町村に婚姻届を出して成立させる方法を「日本方式」、相手の国の方式で成立させてから日本に届け出る方法を「外国方式」と呼びます。どちらを選んでも最終的に「日本でもその国でも有効な夫婦」になることを目指しますが、集める書類の順番が変わります。

比較項目 日本で先に結婚(日本方式) 相手の国で先に結婚(外国方式)
手続きをする場所 日本の市区町村の戸籍窓口 相手の国の役所・機関
日本側の届出 婚姻届を提出(受理で成立) 成立後、婚姻の証書の謄本を届け出る(報告的届出)
外国人側に必要なもの(例) 婚姻要件具備証明書+日本語訳など 相手国の制度に沿った書類
向いているケース パートナーがすでに日本に住んでいる パートナーが母国にいる、母国での挙式を先に行う

法務省の案内によれば、日本人と外国人が日本で婚姻する場合、戸籍の届出窓口に届出を行い、受理されると有効な婚姻が成立します。これを「日本方式の婚姻」と呼びます。一方、外国の方式で有効に婚姻が成立した場合は、婚姻成立の日から3か月以内に、在外公館(大使館・領事館)または本籍地の市区町村に、婚姻に関する証書の謄本と日本語訳を提出する必要があります(報告的届出)。この3か月という期限は見落とされがちなので、相手の国で先に結婚した場合はカレンダーに印を付けておきましょう。(出典:法務省「国際結婚、海外での出生等に関する戸籍Q&A」2026年10月20日確認)

どちらの方式が良いかは、パートナーが今どこに住んでいるか、どちらの国で先に生活を始めるか、母国で挙式したいかなどで変わります。迷ったら、まずは自分が届け出る予定の市区町村の戸籍窓口と、相手国の在日大使館の両方に事前確認するのが確実です。国によって求められる書類が大きく違うためです。

【日本で先に結婚する場合】婚姻届と必要書類

日本の市区町村で婚姻届を出す「日本方式」の場合、日本人側と外国人側で用意するものが分かれます。下の表は一般的な例で、実際の必要書類は国籍と市区町村によって異なるため、提出前に必ず窓口で確認してください。

誰が 主な必要書類(一般的な例) 補足
日本人側 婚姻届(証人2人の署名)、戸籍謄本(全部事項証明書)、本人確認書類 戸籍謄本の要否は提出先により異なるため窓口で確認
外国人側 婚姻要件具備証明書+日本語訳、パスポート(+日本語訳) 翻訳は翻訳者の氏名を記載するのが一般的

婚姻届には成年の証人2人以上の署名が必要なのは、日本人同士の結婚と同じです。外国人側の「婚姻要件具備証明書」は国際結婚ならではの書類で、つまずきやすいポイントなので次の章でくわしく説明します。

届出から成立までの流れ

日本方式の場合、おおまかな流れは次のとおりです。

  1. 外国人パートナーが、本国の在日大使館・領事館などで婚姻要件具備証明書を取得する
  2. 証明書など外国語の書類に日本語訳を付ける
  3. 日本人側の書類(婚姻届・戸籍謄本など)をそろえる
  4. 市区町村の戸籍窓口に婚姻届を提出する
  5. 受理されれば、その日に婚姻が成立する

ポイントは、書類集めに時間がかかる一方、届出自体は受理されればその日に成立するという点です。記念日に合わせて入籍したい場合は、必要書類を前もってすべてそろえておき、当日は提出だけで済むようにしておくとスムーズです。ただし、書類に不備があるとその場で受理されず「不受理」や「預かり」になることもあるため、余裕を持って事前相談しておくことをおすすめします。

具体的なイメージをつかむために、よくある「つまずき」と「スムーズな進め方」を比べてみましょう。つまずく例は、「入籍したい日の直前に役所へ行ったら、外国語の書類に日本語訳が付いておらず受理されなかった」「婚姻要件具備証明書をどこで取るのか分からず、大使館の予約が1か月先になってしまった」というパターンです。一方でスムーズな例は、「まず戸籍窓口と相手国の大使館の両方に電話で必要書類を確認」→「取得に時間がかかる証明書から先に動く」→「外国語書類はそのつど日本語訳を用意」→「提出予定日の数日前に窓口で書類を一度チェックしてもらう」という流れです。違いは“先に全体の段取りを把握しているかどうか”だけで、やること自体は変わりません。最初に一度、必要書類の一覧と取得先・担当者を紙に書き出しておくと、抜け漏れがぐっと減ります。

つまずきやすい「婚姻要件具備証明書」の準備

婚姻要件具備証明書とは、婚姻しようとする外国人の本国の大使・公使・領事などの権限を持つ者が、その人が本国の法律のうえで結婚に必要な要件を満たしている(=独身であるなど)ことを証明する書面です。独身証明書と呼ばれることもあります。国際結婚の手続きの中で最初の関門になりやすい書類です。

外国人パートナー側の取得方法

外国籍のパートナーがこの証明書を取得する場合、一般的にはその人の国の在日大使館または領事館で手続きをします。ただし、取得方法や必要なもの(パスポート、出生証明書、戸籍にあたる書類など)は国によって大きく違います。来館予約が必要な国、本国から書類を取り寄せる必要がある国もあります。必ず事前に、その国の在日大使館・領事館の公式サイトを確認するか、電話で問い合わせてから動きましょう。ここで段取りを間違えると、1〜2か月単位で時間をロスすることがあります。

証明書が発行されない国の場合

国によっては、婚姻要件具備証明書そのものを発行しない場合があります。法務省の案内では、そうした場合の代わりの書類として、領事の面前での宣誓にもとづく宣誓書、本国の法律の写しと身分を証する書類、パスポートや出生証明書(いずれも日本語訳付き)などが受け入れられることがあるとされています。どの書類で代替できるかは市区町村の判断にもかかわるため、「自分の国では婚姻要件具備証明書が出ない」とわかった時点で、早めに戸籍窓口に相談してください。(出典:法務省「国際結婚、海外での出生等に関する戸籍Q&A」2026年10月20日確認)

なお、日本人が相手の国で先に結婚する場合には、逆に日本人側が自分の婚姻要件具備証明書を用意するよう求められることがあります。この場合は法務局や、海外にある日本の大使館・領事館で取得できます。法務局で取得するときは、戸籍謄本や本人確認書類に加え、外国人パートナーの生年月日や国籍が分かる書類の提示を求められるのが一般的です。どちらの方式でも「どの書類を・どこで・誰が取るのか」を一覧にして整理しておくと、抜け漏れを防げます。

国によって手続きが違うのは、各国がそれぞれ独自の婚姻制度を持っているためで、どの国が難しい・簡単ということではありません。大切なのは、思い込みで動かず、必ず一次情報(在日大使館・領事館の公式案内と、日本側の市区町村窓口)で確認することです。ネット上の個人の体験談は手続きの雰囲気をつかむには役立ちますが、制度は改定されることがあり、国や時期によって扱いが変わります。最終的な必要書類は、必ず公式の窓口で確認してから動きましょう。

婚姻後の戸籍と氏(名字)はどうなる?

国際結婚で意外と知られていないのが、戸籍と名字の扱いです。日本人同士の結婚では夫婦どちらかの氏に統一しますが、国際結婚では外国人は日本の戸籍に入らないため、仕組みが少し異なります。

法務省の案内によると、婚姻が成立すると日本人配偶者について新しい戸籍が作られます。外国人パートナーは日本の戸籍には記載されませんが、日本人側の戸籍の身分事項として「誰といつ婚姻したか」が記録されます。名字については、日本人配偶者の氏は結婚によって当然には変わりません。

もし日本人側が外国人パートナーの氏(名字)に変更したい場合は、期限に注意が必要です。法務省の案内では、婚姻の日から6か月以内なら届出だけで変更でき、6か月を過ぎると家庭裁判所の許可を得てから届け出る必要があるとされています。「いずれ相手の名字にしようかな」と迷っているうちに6か月を過ぎると手続きが重くなるので、変更を考えている人は早めに結論を出しておきましょう。(出典:法務省「国際結婚、海外での出生等に関する戸籍Q&A」2026年10月20日確認)

配偶者ビザ(在留資格「日本人の配偶者等」)の申請

婚姻が成立しても、それだけで外国人パートナーが日本で暮らせるわけではありません。日本で一緒に生活するには、在留資格「日本人の配偶者等」、いわゆる配偶者ビザが必要です。出入国在留管理庁の案内によると、この在留資格は外国人が日本人の配偶者(夫または妻)である場合に該当します。

申請の種類

パートナーが今どこにいるか、どんな在留資格を持っているかで、申請の種類が変わります。出入国在留管理庁の案内では、主に次の申請があります。

  • 在留資格認定証明書交付申請──パートナーが海外にいて、これから配偶者としてはじめて日本へ入国する場合
  • 在留資格変更許可申請──留学・就労などすでに別の在留資格で日本にいる人が、配偶者ビザに変更する場合
  • 在留期間更新許可申請──すでに配偶者ビザを持っていて、引き続き滞在する場合
  • 在留資格取得許可申請──出生や国籍離脱などで上陸手続を経ずに在留することになり、60日を超えて滞在する場合

多くのカップルが関係するのは、最初の2つです。パートナーが海外にいてこれから日本に呼び寄せるなら「在留資格認定証明書交付申請」、留学や就労などの在留資格ですでに日本にいるなら「在留資格変更許可申請」になります。自分たちがどのパターンに当てはまるかを最初に確認しておくと、そろえる書類や申請する窓口(地方出入国在留管理局)が整理しやすくなります。どの申請になるか判断に迷う場合は、管轄の出入国在留管理局や行政書士に確認してください。

主な必要書類

出入国在留管理庁の案内をもとにした、代表的な必要書類は次のとおりです。申請書・質問書・身元保証書の様式は出入国在留管理庁の公式サイトからダウンロードできます。

書類 ポイント
在留資格認定証明書交付申請書(または変更許可申請書) 公式サイトからダウンロード可
指定規格の写真1葉 サイズ・背景の条件に注意
日本人配偶者の戸籍謄本(全部事項証明書) 婚姻の事実の記載があるもの
配偶者の世帯全員の住民票 マイナンバーの記載がないもの
滞在費用を証明する資料 住民税の課税/非課税証明書・納税証明書など
身元保証書・質問書 質問書は複数言語の様式がある
夫婦の交流が確認できる資料 スナップ写真数葉、SNS・メールの記録など

(出典:出入国在留管理庁「在留資格『日本人の配偶者等』」2026年10月20日確認)

配偶者ビザでとくに重要なのが、「夫婦の交流が確認できる資料」と「質問書」です。出入国在留管理庁の案内では、交際期間中から結婚後までのさまざまな時期に二人で写っているスナップ写真を数葉、そのほかLINEなどのやり取り、国際電話の通話記録なども交際の経緯を示す資料として提出できるとされています。これは、実体のない「偽装結婚」ではないことを示すためのものです。質問書では、どのように知り合い、どんな交際を経て結婚に至ったか、現在どのように連絡を取り合っているかなどを記入します。嘘を書く必要はなく、二人の実際の歩みを時系列で素直に書くのが基本です。日ごろから二人の写真ややり取りを残しておくと、申請のときに慌てずに済みます。

とくに「交際を始めてから結婚までの期間が短い」「出会いがオンライン中心だった」といったケースでは、交際の実体をていねいに示すことがより大切になります。たとえば、初めて会った日や一緒に旅行した日の写真、どちらかの国を訪ねたときの出入国の記録、通話やメッセージの履歴などを、時系列が分かる形で整理しておくとよいでしょう。これは「疑われるから」というより、審査する側に二人の関係を正しく理解してもらうための材料だと考えると準備しやすくなります。

審査にかかる期間は個々のケースによって異なり、公式に一律の日数が示されているわけではありません。書類に不足があると追加提出を求められて長引くこともあります。入国や引っ越し、仕事の開始時期から逆算して、早めに準備を始めましょう。判断に迷う点や、不許可になりやすいケースが気になる場合は、ビザ申請を扱う行政書士などの専門家に相談するのも有効です(個別の法的判断は専門家に委ねてください)。

手続きと並行して進めたい「結婚式・お披露目」の準備

婚姻届とビザの手続きが生活の土台だとすれば、結婚式やお披露目は二人の節目を形にする大切なイベントです。国際結婚では、離れて暮らす両家の家族や、母国の友人にどう参加してもらうかという、国内結婚にはない検討ポイントもあります。前章の結婚式場の探し方ガイドとあわせて、ここでは国際結婚ならではの視点で準備を整理します。

式場探し・ブライダルフェアは早めに動く

海外から家族を招く場合、渡航や滞在の都合があるため、日程と会場は早く決まっているほど家族が予定を立てやすくなります。式場選びでは、料理や演出だけでなく「海外ゲストが宿泊しやすい立地か」「英語など多言語の案内に対応できるか」「少人数・会費制にも対応できるか」といった国際結婚ならではの条件も確認しておきたいところです。

こうした条件は、パンフレットだけでは分かりにくいものです。ブライダルフェアに参加すれば、実際の会場を見ながら担当者に直接質問でき、複数の会場を同じ基準で比べられます。式場探しのサービスでは、フェアの予約や式場決定で特典が用意されている時期もあります(内容は時期により変わるため、申し込み前に公式サイトで最新のキャンペーンと条件を必ず確認してください)。気になる会場をいくつかピックアップして、相場感をつかむところから始めましょう。

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二次会・パーティーで友人や両家をつなぐ

「挙式は親族中心にこぢんまりと、友人とはカジュアルな二次会で」というスタイルは、国際結婚でも人気です。ただ、二次会の幹事は会場探し・会費設定・進行・景品の準備など、やることが多く、仕事をしながら準備するのは大きな負担になります。とくに国際結婚では、日本語と相手の言語が入り混じる場でどちらのゲストも楽しめる進行をどう作るかが悩みどころです。

自分たちだけで抱え込むのが難しいと感じたら、幹事代行サービスに相談する方法もあります。たとえば二次会の幹事代行「2次会くん」は、会場探しから当日の司会・進行までをプロに任せられるサービスです。累計35,000組の実績があり、プランによっては自己負担を抑えて利用でき、無料相談も受け付けています(対応エリアや料金は公式サイトで確認してください)。「準備に時間を割けないが、ゲストには楽しんでほしい」というカップルは、まず無料相談でできることを聞いてみるとイメージがつかめます。

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二人の歩みを伝えるプロフィールムービー

国際結婚の披露宴では、二人の出会いや、それぞれの生い立ち、両国の家族の様子を映像で紹介するプロフィールムービーが効果的です。言葉が完全には通じないゲストがいても、写真と音楽で二人のストーリーを直感的に伝えられるのが映像の強みです。字幕を2言語にすれば、どちらの家族にも歩みが伝わります。

ムービー制作をオンラインで依頼できるサービスもあります。たとえば「ナナイロウエディング」は、プロフィールムービーなどを自宅から申し込めるサービスで、修正に対応している点も特徴です(料金やテンプレートの内容、納期は時期によって変わるため、公式サイトで最新の情報を確認してください)。自作に自信がない、準備の時間が取れないという場合の選択肢になります。

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国際結婚の手続きでよくある失敗と注意点

最後に、国際結婚の準備でつまずきやすいポイントを先回りで共有します。知っていれば防げるものばかりです。

  • 書類の有効期限切れ──婚姻要件具備証明書や各種証明書には発行からの有効期限が設けられていることがあります。早く取りすぎて期限が切れると取り直しになります。全体のスケジュールを決めてから逆算して集めましょう。
  • 翻訳の付け忘れ──外国語の書類には日本語訳が必要です。誰が訳したか(翻訳者の氏名)を記載するのが一般的です。窓口で求められる形式を事前に確認しましょう。
  • 名字変更の6か月ルールを過ぎる──前述のとおり、外国人配偶者の氏に変更するなら婚姻後6か月以内は届出のみで済みます。迷っている間に過ぎないよう注意。
  • 報告的届出の3か月ルールを過ぎる──相手の国で先に結婚した場合、成立から3か月以内に日本側へ届け出ます。
  • ビザの交際資料を残していない──申請時に慌てないよう、交際中から写真ややり取りを保存しておきましょう。
  • 国ごとの違いを調べずに動く──必要書類は国籍によって大きく異なります。市区町村の戸籍窓口と相手国の在日大使館の両方に事前確認を。

国際結婚は、相手を思う気持ちさえあれば手続きは「段取り」の問題です。一つずつ順番に片付けていけば、必ずゴールにたどり着けます。

よくある質問(FAQ)

Q. 手続きはどのくらいの期間がかかりますか?

A. ケースによって大きく異なります。婚姻届自体は書類がそろって受理されればその日に成立しますが、その前段階の婚姻要件具備証明書の取得や書類の翻訳に時間がかかることがあります。また、配偶者ビザの審査期間は個々のケースで異なり、公式に一律の日数は示されていません。入国・引っ越し・就職などの予定から逆算し、できるだけ早く書類集めを始めるのが安全です。

Q. 相手の国では婚姻要件具備証明書が発行されないと言われました。どうすればいいですか?

A. 法務省の案内では、証明書が発行されない国の場合、領事の面前での宣誓にもとづく宣誓書、本国の法律の写しと身分を証する書類、パスポートや出生証明書(いずれも日本語訳付き)などが代わりに受け入れられることがあるとされています。どの書類で代替できるかは市区町村の判断にもかかわるため、早めに戸籍窓口へ相談してください。(2026年10月20日確認)

Q. 配偶者ビザは必ず取れますか?

A. 審査があるため「必ず取れる」とは言えません。出入国在留管理庁の案内では、戸籍謄本や住民票、滞在費用の証明に加え、質問書や「夫婦の交流が確認できる資料」(二人で写った写真やSNS・通話の記録など)の提出が求められます。実体のある結婚であることをていねいに示すことが大切です。不許可になりやすいケースなど個別の判断が気になる場合は、行政書士などの専門家に相談してください。

Q. 結婚すると日本人側の名字は自動的に変わりますか?

A. いいえ。法務省の案内によれば、日本人配偶者の氏は国際結婚によって当然には変わりません。外国人パートナーの氏に変更したい場合は、婚姻の日から6か月以内なら届出のみ、6か月を過ぎると家庭裁判所の許可を得てから届け出る必要があります。(2026年10月20日確認)

Q. 結婚式場の準備はいつから始めればいいですか?

A. 手続きと並行して、早めに動くのがおすすめです。とくに海外から家族を招く場合は、渡航の都合があるため日程と会場を早く決めたほうが家族が予定を立てやすくなります。式場探しやブライダルフェアの予約自体に費用はかからないので、情報収集だけでも先に始めておくと安心です。会場を選ぶときは、料理や雰囲気だけでなく「海外ゲストが泊まりやすい立地か」「少人数や会費制に対応できるか」といった国際結婚ならではの条件もチェックしておくと、あとで困りません。

Q. 日本語が得意でないパートナーでも手続きできますか?

A. 手続きそのものは日本人側が中心になって進められますが、婚姻要件具備証明書の取得など、本国の制度にかかわる部分は本人や本国の家族の協力が必要になる場面もあります。役所やビザ申請の書類は日本語が基本で、質問書には多言語の様式が用意されている場合もあります。説明が複雑に感じるときは、二人で窓口に出向いて一緒に確認するか、行政書士などの専門家にサポートを依頼する方法もあります。

まとめ:順番どおりに進めれば国際結婚の手続きは怖くない

国際結婚の手続きは、①婚姻の成立(日本方式か外国方式か)→②戸籍・氏の確認→③配偶者ビザの申請→④結婚式・お披露目の準備、という順番で進めれば、一つずつ確実に片付けられます。カギになるのは、婚姻要件具備証明書の準備を早めに始めること、国ごと・市区町村ごとの違いを事前に確認すること、そして名字変更の6か月・報告的届出の3か月などの期限を見落とさないことです。制度にかかわる部分は、必ず法務省・出入国在留管理庁の公式情報や窓口で最新の内容を確認してください。

そして、手続きと同じくらい大切なのが、二人の節目を形にする結婚式やお披露目の準備です。とくに海外から家族を招くなら、日程と会場は早く決まっているほど安心です。まずはブライダルフェアで複数の会場を比べ、二人と両家にとって無理のないスタイルを見つけるところから始めてみてください。

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