国際ロマンス詐欺の手口と見分け方|SNS・マッチングアプリの外国人に要注意

国際ロマンス詐欺の手口と見分け方|SNS・マッチングアプリの外国人に要注意 恋活・婚活

※本記事には広告(PR)が含まれます。掲載順・評価はPR有無に関係なく、会員数・料金・特徴をもとに編集部が独自に選定しています。

「海外で働いている素敵な人とマッチングした」「毎日優しいメッセージをくれる外国人の恋人ができた」——そんな出会いが、ある日突然「お金を送ってほしい」「一緒に投資をしよう」という話に変わったら、それは国際ロマンス詐欺かもしれません。

恋愛感情や親切心につけ込むこの詐欺は、年々被害が拡大しています。警察庁の統計では、SNS型ロマンス詐欺の被害は2025年に過去最悪のペースを記録しました。「自分は大丈夫」と思っている人ほど、巧妙な手口に気づけずにお金を失ってしまうのが怖いところです。

この記事では、国際ロマンス詐欺の典型的な手口の流れ、相手を見分けるチェックリスト、被害に遭わないための7つの鉄則、そしてもし被害に遭ったときの公的な相談先まで、公的機関の情報をもとにわかりやすくまとめました。安心して真剣な出会いを探すために、まずは「敵の手口」を知っておきましょう。

ロマンス詐欺への注意をイメージしたイラスト
ハルカ
ハルカ

会ったことのない相手から送金や投資の話が出たら、その時点で詐欺を疑ってください。迷ったら一人で決めずに相談しましょう。

  1. 国際ロマンス詐欺とは?まず知っておきたい基礎
  2. 【最新データ】被害は過去最悪ペース(警察庁2025年統計)
  3. 典型的な手口の流れ5ステップ
    1. ステップ1:SNS・マッチングアプリで接触してくる
    2. ステップ2:短期間で急速に親密になる
    3. ステップ3:別のアプリ(LINEなど)に誘導する
    4. ステップ4:「お金」や「投資」の話を切り出す
    5. ステップ5:出金できず、連絡が取れなくなる
  4. こんな相手は要注意|見分けるチェックリスト
  5. 詐欺師がよく使う「身分」と「口実」
    1. よく使われる「身分」
    2. よく使われる送金の「口実」
  6. なぜ信じてしまうのか|心理的な手口
  7. 被害に遭わないための7つの鉄則
    1. 鉄則1:会う前にお金・投資の話が出たら、即終了
    2. 鉄則2:個人口座・暗号資産・海外送金には応じない
    3. 鉄則3:写真は「画像検索」で確認する
    4. 鉄則4:ビデオ通話で顔と状況を確認する
    5. 鉄則5:やり取りを第三者に話す
    6. 鉄則6:急かされても「即決しない」
    7. 鉄則7:出会いの入口を「本人確認のある場所」にする
  8. もし被害に遭ったら|公的な相談先一覧
  9. 安全に出会うには|本人確認のある婚活サービスを選ぶ
    1. 本人確認が必須のマッチングアプリ
    2. 身元確認が最も厳格な結婚相談所
  10. よくある質問(FAQ)
    1. Q1. 相手が自分の写真や動画を送ってくれました。本人だと信じて大丈夫?
    2. Q2. 少額なら大丈夫でしょうか?「テストで少しだけ」と言われています。
    3. Q3. すでにお金を送ってしまいました。取り戻せますか?
    4. Q4. 相手を疑うのは失礼では、と思ってしまいます。
    5. Q5. 安全に出会うには、結局どこを使えばいいですか?
  11. まとめ:出会いを諦めず、入口を変えて身を守る

国際ロマンス詐欺とは?まず知っておきたい基礎

国際ロマンス詐欺とは、SNSやマッチングアプリで外国人(を名乗る相手)と知り合い、恋愛感情を抱かせたうえで金銭や投資をだまし取る詐欺のことです。警察庁はこうした手口を「SNS型ロマンス詐欺」として分類し、投資話に発展する「SNS型投資詐欺」と並べて統計を公表しています。

特徴は、相手が最初から「お金」を目的にしていることです。しかし詐欺師はいきなりお金の話をしません。数週間から数カ月かけて、毎日メッセージを送り、将来を語り、「あなただけが理解者だ」と思わせてから、ようやく送金や投資の話を切り出します。被害者にとっては「大切な恋人からのお願い」に見えるため、冷静な判断ができなくなってしまうのです。

国民生活センターも「恋愛感情や親切心につけ込む国際ロマンス詐欺に注意」と繰り返し注意喚起しており、相手は実在の人物の写真を無断で使い、巧妙に信頼を積み上げてきます。「顔写真がある」「ビデオ通話を少ししただけ」では本人確認にならないという点を、まず頭に入れておきましょう。

逆に言えば、最初から「身元を確認するしくみ」がある場で出会えば、このリスクは大きく下げられます。たとえば結婚相談所は、入会時に独身証明書や本人確認書類の提出が必須で、素性のわからない相手が紛れ込む余地がほとんどありません。「どんな相談所があるのか比べてみたい」という人は、まず複数社の資料を無料で取り寄せて、料金やサポート内容を見比べてみるとイメージがつかめます。

結婚相談所の資料を無料で一括請求する

【最新データ】被害は過去最悪ペース(警察庁2025年統計)

詐欺を「他人事」と思わないために、まず現実の数字を見ておきましょう。以下は警察庁が公表した令和7年(2025年)の暫定値です(2026年2月13日公表/出典:警察庁「令和7年における特殊詐欺及びSNS型投資・ロマンス詐欺の認知・検挙状況等について(暫定値)」)。

詐欺の種類(2025年・暫定値) 認知件数 被害額
SNS型ロマンス詐欺 5,604件(前年比+46.5%) 552.2億円(前年比+37.8%)
SNS型投資詐欺 9,538件 1,274.7億円

SNS型ロマンス詐欺だけで、1年間に認知されたものが5,604件、被害額は552.2億円にのぼります。しかもこれは「警察が把握できた件数」であり、恥ずかしさや自責の念から相談できずにいる人を含めれば、実際の被害はさらに多いとみられます。前年から件数で約1.5倍、被害額で約1.4倍に増えており、いま最も勢いよく広がっている詐欺のひとつだということがわかります。

注意したいのは、ロマンス詐欺が途中から「投資」へと姿を変えるケースが非常に多い点です。恋人を装って近づき、信頼させたうえで「一緒に資産を増やそう」と投資サイトへ誘導する——つまりロマンス詐欺と投資詐欺は地続きになっています。「恋愛」と「投資」、どちらの話題が出てきても警戒する必要があります。

なお、ここで示した数字は年度途中などに公表される「暫定値」で、今後の確定値で修正されることがあります。それでも傾向は明確で、被害は年々増え続けています。そして忘れてはいけないのは、実際の被害者はこの統計よりずっと多いとみられること。「だまされた自分が恥ずかしい」「家族に言えない」と相談をためらう人が多く、表に出ていない被害が数多く埋もれています。だからこそ、もし心当たりがあるなら、恥ずかしさよりも先に一歩動くことが大切です。

典型的な手口の流れ5ステップ

国際ロマンス詐欺には、驚くほど共通した「型」があります。国民生活センターや警察の注意喚起をもとに、典型的な流れを5つのステップに整理しました。どれか一つでも当てはまったら立ち止まることが、被害を防ぐ最大のポイントです。

ステップ1:SNS・マッチングアプリで接触してくる

FacebookやInstagramのダイレクトメッセージ、マッチングアプリなどで、魅力的なプロフィール写真の相手から連絡が来ます。「海外赴任中の医師」「軍人」「海外で働くエンジニア」「投資家」など、会いにくい職業を名乗るのが特徴です。写真はモデルや実在の人物のものを無断転用していることが多く、見た目では見破れません。

ステップ2:短期間で急速に親密になる

毎日「おはよう」「おやすみ」とメッセージを送り、「運命を感じる」「結婚したい」と早い段階で愛情を伝えてきます。相手はあなたの悩みをよく聞き、徹底的に「理想の恋人」を演じます。会う前からプロポーズまがいの言葉が出てくるのは、強い危険信号です。

ステップ3:別のアプリ(LINEなど)に誘導する

「アプリだと通知が来にくいからLINEにしよう」などと言って、マッチングアプリの外へ連絡先を移します。運営の監視が届かない場所に移すことで、詐欺を進めやすくするためです。マッチングアプリ側も「外部ツールへの早すぎる誘導に注意」と呼びかけています。

ステップ4:「お金」や「投資」の話を切り出す

十分に信頼させたあと、いよいよ本題です。手口はいくつかのパターンに分かれます。

  • 投資型:「いい投資サイトがある」「一緒に資産を増やそう」と専用サイトへ誘導。最初は少額で「利益が出た」ように見せ、徐々に高額の入金を求める
  • ギフト・荷物型:「高価なプレゼントや荷物を送った」として、通関手数料・保管料などの名目で立替金を要求する
  • 渡航費・トラブル型:「あなたに会いに行くための渡航費」「事故・病気・拘束された」など緊急事態を装って送金を求める

ステップ5:出金できず、連絡が取れなくなる

投資型の場合、サイト上では利益が増えているように表示されますが、いざ出金しようとすると「手数料」「税金」などの名目でさらに送金を求められ、結局1円も引き出せません。送金を止めた途端、相手は連絡を絶ちます。「出金のために追加で払う」は100%詐欺だと覚えておきましょう。

言葉だけだとイメージしにくいかもしれないので、実際のやり取りに近い「流れの文例」を見てみましょう。詐欺師はこのように、親密さと緊急性を少しずつ混ぜ込んできます。

【序盤】「おはよう。昨日は仕事で遅くなった?無理してない?君と話すのが一日の楽しみなんだ。早く日本に行って会いたいよ」

【中盤・別アプリ誘導】「このアプリ、通知が来にくいよね。LINEを教えてくれる?そっちの方がすぐ返事できるから」

【終盤・投資話】「実は僕が使っている投資サイトがあって、今月だけで資産が増えたんだ。君にも豊かになってほしい。まずは少額で試してみない?やり方は全部教えるよ」

【送金の催促】「利益が出たね!出金には手数料の先払いが必要みたい。今日中に手続きすれば間に合う。君しか頼れないんだ」

このように、「優しさ」で心を開かせ→「監視の外」へ移し→「投資の成功体験」を見せ→「緊急性」で急かすという順番になっています。一つひとつは自然に見えても、全体を並べると不自然さが浮かび上がります。おかしいと感じたら、やり取りのスクリーンショットを撮り、後述の相談窓口に見せると客観的な判断がもらえます。

ここまで読んで「身近な人がまさにこの状況かも」と感じたなら、相手が本当に実在し身元の確かな人かどうか、冷静に見直すことが大切です。そもそも最初の出会いの場を、本人確認がしっかりした婚活サービスにしておくだけで、こうした「名前も素性もわからない相手」に時間とお金を奪われるリスクは大きく下げられます。

マリッシュに無料登録して安全に出会いを探す

こんな相手は要注意|見分けるチェックリスト

詐欺師にはいくつもの「共通の特徴」があります。当てはまる数が多いほど危険です。やり取りしている相手を、次のチェックリストで確認してみてください。

チェック項目 なぜ危険か
会ったことがないのに「愛している」「結婚したい」と言う 感情を急いで高ぶらせ、判断力を奪うため
海外在住・軍人・医師・投資家など「会いにくい職業」 対面できない理由を最初から用意している
ビデオ通話を頑なに避ける、または一瞬で切る 写真が別人のもので、顔を見せられない
すぐにLINEなど別アプリへ移動したがる アプリ運営の監視から逃れるため
「儲かる投資がある」「一緒に資産を増やそう」と言う ロマンス詐欺から投資詐欺への典型的な誘導
送金先が個人口座・海外口座・暗号資産 追跡や返金が極めて難しくなる
荷物・ギフトの「通関手数料」を立て替えてと頼む 国民生活センターが警告する典型的な名目
日本語がやや不自然・翻訳調、時差の合わない時間に返信 海外の拠点から組織的に行っている可能性

特に重要なのは、「会う前にお金や投資の話が出た」時点でほぼ確定的に詐欺だということです。本当にあなたを大切に思う相手が、まだ一度も会っていない段階で金銭を求めることはありません。一つでも引っかかったら、やり取りを止めて周囲に相談しましょう。

逆に、こうした相手の「ごまかし方」にもパターンがあります。ビデオ通話を求めると「カメラが壊れた」「電波が悪い」「軍の規則で禁止されている」と毎回違う理由で断る、会う約束をすると直前になって「任務が入った」「拘束された」とキャンセルする——こうした「あと一歩で会える、でも会えない」が延々と続くのは典型的なサインです。一度でも実際に会えていれば防げた被害は少なくありません。「会えない理由」が次々と出てくる相手には、それ以上お金も気持ちも注がないと決めておきましょう。チェックリストで2つ以上当てはまったら、恋愛を続ける前に、まず身元の確認を優先してください。

詐欺師がよく使う「身分」と「口実」

国際ロマンス詐欺では、相手が名乗る「身分」と、送金を求める「口実」にパターンがあります。国民生活センターの事例でも、「ソマリアで従軍している」と名乗る人物や、パスポート画像を送って信用させようとする手口が報告されています。代表的なものを整理しておきます。

よく使われる「身分」

  • 海外に派遣されている軍人・国連職員(紛争地にいるため会えない、と説明しやすい)
  • 海外の油田・建設現場で働くエンジニア(高収入そうに見せられる)
  • 医師・外科医(人格的に信頼されやすい)
  • 海外で事業を営む実業家・投資家(お金の話に自然につなげられる)

いずれも「普通には会えない」「お金を持っていそう」「社会的に信頼されやすい」という共通点があります。パスポートや身分証の画像を送ってくることもありますが、画像はいくらでも偽造・流用できるため、信用の根拠にはなりません。

よく使われる送金の「口実」

  • 「あなたに高価なギフトや現金を送った。受け取るために通関手数料が必要」
  • 「事故・病気・逮捕・拘束され、保釈金や治療費がいる」
  • 「あなたに会いに行くための渡航費・ビザ費用を立て替えてほしい」
  • 「投資で利益が出た。出金するには税金・手数料の先払いが必要」

どれも「いまお金を払えば、もっと大きなものが戻ってくる」という構造になっています。この「先に払えば後で得をする」という誘いこそ、詐欺の共通パターンです。

なぜ信じてしまうのか|心理的な手口

「自分なら見抜ける」と思う人ほど注意が必要です。詐欺師は人間の心理を巧みに利用します。だまされるのは「お人好しだから」でも「情報弱者だから」でもありません。誰でも陥る心理のワナがあるのです。

第一に、「一貫性の原理」です。毎日やり取りを続け、将来を語り合ううちに「この人を信じてきた自分」を否定したくなくなります。途中で疑念が芽生えても、「ここまで信じたのだから」と引き返せなくなるのです。

第二に、「希少性と限定」です。「いま送金しないと投資のチャンスを逃す」「あなたしか頼れない」と急かすことで、冷静に考える時間を奪います。緊急性を演出された瞬間が、最も危険なタイミングです。

第三に、「孤独や寂しさにつけ込む」点です。仕事が忙しい、身近に相談相手がいない、最近別れを経験した——そんなときほど、毎日優しく連絡をくれる相手は「特別な存在」に見えます。だからこそ、一人で抱え込まず、第三者の目を入れることが何よりの防御になります。おかしいと感じたら、家族・友人、あるいは後述の公的な相談窓口に、送金する前に必ず一度相談してください。

第四に、「サンクコスト(これまで使った時間や気持ち)への執着」です。何カ月もやり取りを続け、将来まで語り合った相手を「詐欺かもしれない」と疑うのは、自分の時間や感情を無駄だったと認めることになり、強い抵抗が生まれます。しかし、失った時間は取り戻せなくても、これから失うお金は止められます。「ここまで続けたから」ではなく「ここから先どうするか」で判断してください。おかしいと気づいた時点が、いつでも一番早いタイミングです。

こうした心理のワナは、知能や性格とは関係なく誰にでも働きます。「自分はだまされない」と過信せず、仕組みとして距離を保つこと——たとえば会う前はお金の話を一切しないと自分の中でルール化しておくことが、感情に流されないための現実的な防波堤になります。

被害に遭わないための7つの鉄則

ここまでの手口を踏まえ、国際ロマンス詐欺から身を守るための具体的な行動を7つにまとめました。印刷して手元に置いておくくらいの気持ちで、繰り返し確認してください。

鉄則1:会う前にお金・投資の話が出たら、即終了

例外はありません。まだ一度も会っていない相手からの送金・投資の依頼は、理由が何であれすべて詐欺を疑ってください。「立て替えて」「先に払って」はすべてNGです。

鉄則2:個人口座・暗号資産・海外送金には応じない

詐欺では、追跡が難しい個人名義の口座、暗号資産、海外送金サービスが使われます。正規の投資や取引が、相手個人の口座への送金を求めることはありません。

鉄則3:写真は「画像検索」で確認する

相手のプロフィール写真をスクリーンショットし、Googleなどの画像検索にかけてみましょう。別人の名前や無関係なサイトで同じ写真が使われていれば、流用された偽アカウントの可能性が高いです。

鉄則4:ビデオ通話で顔と状況を確認する

「いまから少しだけビデオ通話しよう」と提案してみてください。毎回理由をつけて断る、顔を映さない、一瞬で切る——こうした反応が続くなら危険です。ただし、生成AIで顔を加工する手口も報告されているため、ビデオ通話ができたからといって安心しきらないことも大切です。

鉄則5:やり取りを第三者に話す

恋愛中は視野が狭くなります。「海外の恋人に投資を勧められている」と家族や友人に話すだけで、冷静な指摘がもらえることが多いです。言いにくいと感じるほど、話す価値があります。

鉄則6:急かされても「即決しない」

「今日中に」「あなたしか頼れない」と急かすのは、考える時間を奪うための常套手段です。急かされたら、むしろ一度離れて時間を置きましょう。本当に誠実な相手なら、あなたが落ち着くまで待てるはずです。

鉄則7:出会いの入口を「本人確認のある場所」にする

そもそも誰とつながるかが分からないSNSよりも、公的証明書による本人確認が必須の婚活サービスを入口にするだけで、素性の知れない相手に出会う確率が下がります。真剣に出会いを探すなら、仕組みとして安全性が担保された場を選ぶのが近道です。

マッチングアプリの比較や選び方はマッチングアプリ6選を徹底比較した記事でも詳しく解説しているので、あわせて参考にしてください。

結婚相談所の資料を無料で一括請求する

もし被害に遭ったら|公的な相談先一覧

「もしかして詐欺かも」と気づいたら、一人で抱え込まず、すぐに公的な窓口へ相談してください。早く動くほど、被害の拡大を止められる可能性が高まります。恥ずかしいことではありません。相談は無料です。以下の番号は、いずれも公的機関の案内で確認したものです(2026年10月時点)。

相談先 番号 こんなときに
警察相談専用電話 #9110 被害届の相談、犯罪かどうか迷うとき(全国共通・最寄りの警察本部につながる)
消費者ホットライン 188 最寄りの消費生活センターにつながる。契約・返金トラブルの相談
緊急・事件性が高いとき 110 いままさに送金してしまった直後など、急を要するとき
国民生活センター
越境消費者センター(CCJ)
ウェブフォーム 海外事業者・海外在住者とのトラブルの相談

警察相談専用電話「#9110」は、緊急の事件・事故ではないが警察に相談したいときの全国共通番号で、電話をかけた地域を管轄する警察の相談窓口につながります(受付時間は各都道府県警察で異なり、平日の日中が中心)。消費者ホットライン「188(いやや!)」は、消費者庁が設けた全国共通番号で、お住まいの地域の消費生活センター等につないでもらえます。海外の相手とのトラブルは、国民生活センターの越境消費者センター(CCJ)でも相談を受け付けています。

また、送金してしまった直後であれば、振込先の金融機関や、暗号資産交換業者にもすぐ連絡してください。口座凍結などで被害を最小限にできる場合があります。「返金してあげる」とうたう業者に新たにお金を払うと、二次被害に遭う危険があるため、公的窓口以外の“救済”をうたう連絡には応じないでください。

安全に出会うには|本人確認のある婚活サービスを選ぶ

詐欺を恐れて「出会いそのものを諦める」のは、とてももったいないことです。大切なのは、「誰とつながるか分からない場所」を避け、「身元が確認できる仕組みのある場所」で出会うこと。出会いの入口を変えるだけで、リスクは大きく変わります。

下の表は、出会いの「場」ごとの本人確認のしくみを比較したものです。右にいくほど、相手の素性が確認しやすくなります。

出会いの場 本人確認 独身・身元の確認 安心度
SNS・DMでの出会い なし なし 低
マッチングアプリ(年齢確認必須) 公的証明書で年齢確認が必須 任意(本人確認バッジ等) 中
結婚相談所(IBJ加盟など) 本人確認必須 独身証明書・収入証明書の提出が必須 高

本人確認が必須のマッチングアプリ

多くのマッチングアプリは、メッセージのやり取りを始める前に運転免許証やマイナンバーカードなど公的証明書による年齢確認を必須にしています。たとえば再婚活にも強いマリッシュは、累計会員数400万人(2026年9月時点)で、やり取りには公的証明書での年齢確認が必須、24時間365日の監視体制や通報・ブロック機能を備えています。料金は男性が月額3,400円(税込)、女性は無料です。ただし、本人確認があるアプリでも、前述の「別アプリへの誘導」「投資話」が出たら警戒するという基本は変わりません。

ウェルスマの無料相談を予約する

身元確認が最も厳格な結婚相談所

「相手が本当に独身で、身元が確かな人かどうか不安」という人に最も安心なのが結婚相談所です。入会時に独身証明書・収入証明書・本人確認書類の提出が必須で、素性のわからない相手が紛れ込む余地がほとんどありません。IBJ正規加盟のオンライン仲人型「ウェルスマ」は、こうした厳正な審査を経た会員とIBJネットワーク(約9.4万人)の中からお相手を探せるのが特徴です。仲人のサポートがつくため、やり取りに不安があるときも相談できます。

大手のパートナーエージェントも、成婚コンシェルジュによるフルサポートが特徴で、会員数は業界最大級の約192,000人(コネクトシップ等のネットワーク含む)です。「どこを選べばいいか分からない」という人は、まず複数の相談所の資料をまとめて取り寄せて比較するのがおすすめです。

パートナーエージェントの無料相談(来店予約)をする

結婚相談所の料金やタイプの違い、選び方のポイントは結婚相談所の選び方を解説した記事でも詳しくまとめています。

よくある質問(FAQ)

Q1. 相手が自分の写真や動画を送ってくれました。本人だと信じて大丈夫?

いいえ、それだけでは本人確認になりません。詐欺師は実在の人物の写真や動画を無断で流用します。近年は生成AIで顔を加工する手口も報告されています。写真をもらっても「会う前の送金・投資の依頼」が出たら詐欺を疑ってください。可能なら、その写真を画像検索にかけて別人のものでないか確認しましょう。また、SNSのアカウントが最近作られたばかり、友達や投稿がほとんどない、写真が数枚しかないといった場合も要注意です。本物の身元は、写真ではなく「公的証明書による確認の仕組み」によってしか担保できない、と覚えておいてください。

Q2. 少額なら大丈夫でしょうか?「テストで少しだけ」と言われています。

危険です。投資型の詐欺は、最初にわざと少額で「利益が出た」ように見せ、信用させてから高額の送金へ誘導するのが定石です。「少額だから」と一度応じると、相手は「この人は払う」と判断し、要求が一気にエスカレートします。金額の多少にかかわらず、会う前の送金には応じないでください。

Q3. すでにお金を送ってしまいました。取り戻せますか?

まずは一刻も早く、振込先の金融機関や暗号資産交換業者、そして警察相談専用電話「#9110」や消費者ホットライン「188」に相談してください。送金直後なら口座凍結などで被害を抑えられる場合があります。ただし、ネット上で「必ず返金できる」とうたう“被害回復”業者に新たにお金を払うのは二次被害の危険があるため避けてください。公的な窓口を最優先にしましょう。

Q4. 相手を疑うのは失礼では、と思ってしまいます。

本当に誠実な相手なら、あなたが慎重になることを責めたりしません。むしろ「疑うなんてひどい」「信じてくれないなら別れる」と責めたり急かしたりする相手こそ、あなたの判断力を奪おうとしている可能性があります。身元を確認し、会う前にお金の話をしない——この基本を守ることは、相手にも自分にも誠実な態度です。

Q5. 安全に出会うには、結局どこを使えばいいですか?

「誰とつながるか分からない場所」を避けるのが基本です。公的証明書での年齢確認が必須のマッチングアプリや、独身証明書の提出まで求められる結婚相談所は、素性のわからない相手が紛れ込みにくい仕組みになっています。真剣に将来の相手を探すなら、本人確認・独身確認のある場を入口にするのが安全です。

まとめ:出会いを諦めず、入口を変えて身を守る

国際ロマンス詐欺は、やさしい言葉と恋愛感情を武器に、少しずつ信頼を積み上げてからお金を奪う巧妙な手口です。しかし、型を知っていれば必ず見抜けます。最後に要点を振り返りましょう。

  • SNS型ロマンス詐欺の被害は2025年に5,604件・552.2億円(警察庁・暫定値)と過去最悪ペース
  • 手口は「急接近→別アプリ誘導→投資・送金の依頼→出金できない」の型にはまる
  • 会う前にお金・投資の話が出たら、理由を問わず即終了
  • 写真・画像検索・ビデオ通話で確認し、第三者に相談し、急かされても即決しない
  • 困ったら #9110(警察相談)・188(消費者ホットライン)へ。送金直後は110や金融機関にも連絡

そして、最大の予防策は出会いの入口を変えることです。誰ともつながってしまうSNSより、本人確認や独身証明のある婚活サービスを選べば、素性のわからない相手に時間とお金を奪われるリスクは大きく下がります。詐欺を恐れて出会いそのものを諦める必要はありません。安全な場所で、安心して一歩を踏み出しましょう。

「どの結婚相談所が自分に合うか分からない」という人は、まず複数社の資料を無料でまとめて取り寄せ、料金やサポート内容を比べるところから始めてみてください。

結婚相談所の資料を無料で一括請求して比べる

※本記事の統計は警察庁「令和7年における特殊詐欺及びSNS型投資・ロマンス詐欺の認知・検挙状況等について(暫定値)」(2026年2月13日公表)、手口・相談先は国民生活センター・消費者庁・政府広報オンラインの公開情報(2026年10月時点)に基づきます。料金・会員数等は各社公表情報(2026年時点)で、最新の内容は必ず公式サイトでご確認ください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました